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三日坊主の治療日記

好酸球性多発血管炎性肉芽腫症を患いはや12年。病気の記録です。

勉強になります

「こんにちは!」

明るい笑顔で診察室に迎えられました。

「丁寧な紹介状を持ってきてもらったので

経過はよくわかりました。

念のために今日血液検査します。 

結果が出るのにあと一時間かかります。

その結果でステロイドの量を決めましょう。」

 

今日決まるんだ‥

カンファレンスはいらないんだ‥

 

結果は思いのほか悪くなく 

白血球 9100 好酸球15% CRP0.08でした。

これを悪くないと思う時点で

感覚がずれてる気もします。

この時内服してるステロイドは18mgです。

 

ステロイドを16mgまで減らしましょう。

では2週間後に再診して下さい。」

 

「当面の目標はステロイドを15mgにすることです。免疫抑制剤は最近種類も増えて

副作用も減ってます。積極的に使用するのも

手だと思います。」

 

免疫抑制剤を使用するにあたって

禁止事項はありますか?」

 

「基本的にはありません、

ワクチンの接種についてくらいです。

ただ勤務先が結核療養所感染症

多い職場はお勧めできませんね。

今は外来でのみ勤務されてるんですね。

何かあれば、その都度対処しましょう。

経過は長くなると思って下さい。

気長にいきましょう。」

 

現在もお世話になってます。

 

先生の人心掌握術は勉強になります。

 

私の言動から何か焦ってることを

見抜かれたのでしょう。

 

病気だけでなく心の状態まで診るのは

難しいことです。

わかった風や押し付けでは

相手には不快感しか残りません。

 

前向きに考えることができるように

導くことが、慢性疾患の治療には

1番大切なことだと気がつきました。