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三日坊主の治療日記

好酸球性多発血管炎性肉芽腫症を患いはや12年。病気の記録です。

同じ轍は踏まない

仕事を常勤勤務にして

一年半くらい経った頃

訳の分からない筋肉痛が

出るようになりました。

なんとなく力が入りませんでした。

自転車にも乗らなくなりました。

自転車に乗ると翌日、両足、両腕の

筋肉痛に見舞われたからです。

だるさも伴いました。

歩く速度は遅くなり、階段を登ることが

辛くなってきました。洗濯物を干す作業が

大変でした。

ジャムの瓶の蓋を開けたり

カボチャを切ることが

こんなに大変なのかと思っていました。

筋力アップを考え運動してみましたが

運動した後はただただ

筋肉痛とだるさが増えるだけで

効果はありませんでした。

 

同じ頃喘息も燻っていました。

喘鳴を目立たないようにする

咳や呼吸をしていました。

 

1年8ヶ月経った頃の診察で

聴診をし終わった主治医から

提案がありました。

 

「喘息ってわかってますよね?

血液データを見れば察してもらえますか?

ステロイドだけでコントロールするのは限界

です。新しい免疫抑制剤を使いましょう」

 

また免疫抑制剤か‥

 

血液検査の結果  白血球数13000  好酸球17%

血糖値110  HbA1c6.2   CRP   1.83

 

マシなのは骨密度だけか‥

 

それも年齢的なリミットが

迫ってます。

 

「新しい薬で皮下注射になります。

副作用もきにならない程度です。

高額医療になりますので負担分以外は

返ってきます。

効果はあると報告されてます。

次回予約を入れておきます。

今のままではよくありません。

血液検査の結果をよく検討してみて下さい。

次に何かあってからでは遅いです。」

 

前に緊急入院した時のことを

思い出しました。

 

あの時とは年齢が違います。

もう50代は目前です。

悩んでる時間はありません。

仕事ではやりたい事、やらなきゃいけない事が

まだまだたくさんあります。

行きたい場所、見たいものだって‥

何よりも会いたい人がいます。

こんなところで無駄に病気に

時間をとられたくはありません。

 

同じ轍は踏みたくはありません。

 

先生、お願いします。

 

わかりました。

 

とても久しぶりにみた

主治医の笑顔でした。

 

その日にソルメドロールの点滴と

新しい薬を皮下注射しました。

ヌーカラという薬でした。